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二番札所 極楽寺

2015年8月9日(日)

徳島県鳴門市の二番札所・極楽寺には、お地蔵様がいくつもあり、寺を訪れる人に親しまれています。

「願かけ地蔵尊」いつの頃からか、願掛けをする人が水の入った湯飲みをお供えするようになり、お地蔵様の前は湯飲みでいっぱいです。

「おもかる地蔵」このお地蔵様を抱き上げて、軽く感じたら願いがかなうと言われています。

 

極楽寺には、最大で100人が泊まれる宿坊があります。宿泊客は、翌日、朝のお勤めに参加します。朝6時の、まだ涼しさを感じさせる本堂に、住職とお遍路さんの読経の声が響きます。

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一番札所 霊山寺~70年目の夏と50年目の夏~

2015年8月2日(日)

八十八ヶ所始まりの寺、徳島県鳴門市の一番札所 霊山寺に、夏本番がやってきました。猛暑の中でも、お遍路さんの足音は途絶える事がありません。

 

七月上旬。お寺に姿を見せたのは、岐阜県から来た横山宏吉さん。太平洋戦争の戦没者を慰霊するため、奥さんと連れだって、77歳にして初めての四国巡礼です。

横山さんの17歳年上のお兄さんは、太平洋戦争に出征していた昭和20年、フィリピンのレイテ島で、24歳の若さで戦死しました。「世界が平和であるように。戦争をしている国が傷ましい」と横山さんは話します。

 

霊山寺では、寺の創建以来初となる歌舞伎の上演に向けて準備を進めています。

半世紀前の昭和41年、歌舞伎役者の八世・市川団蔵さんが、四国巡礼のため霊山寺を訪れ、先代の住職と交流を持ちました。それが縁で、孫の九代目・市川団蔵さんが、霊山寺の大師堂で、歌舞伎を奉納する事になったのです。この夏予定されていた公演は九代目の怪我のため延期になりましたが、怪我の回復を待って、改めて公演の実現に向けてスケジュールを調整します。

 

様々な人にとって節目の年となった平成27年・夏の1番札所、霊山寺の音風景でした。

 

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