徳島市の13番札所 大日寺のすぐそばにある「一宮城跡(いちのみやじょうあと)」は、1338年に小笠原長宗によって築城された山城です。標高144mの本丸を中心に、いくつかの曲輪(くるわ)、防御のための堅堀(たてぼり)などが東西800m、南北500mに渡って配置された、徳島県内でも最大級の城です。現在は本丸の高さ5mの石垣などが残っています。2017年に続日本100名城に選定されたのをきっかけに、全国から歴史ファンが訪れています。 (取材日 4月2日)