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遍路道は世界道 十三番札所 大日寺

2016年4月24日(日)

 

徳島市一宮町の13番札所・大日寺。人や車が行き交う県道沿いにあるお寺で、この時期は、お遍路さんがひっきりなしに訪れます。外国人のお遍路さんも、すっかり珍しくなくなりました。

13番札所・大日寺の住職は、韓国出身の金昴先(キム・ミョウソン)さんです。先代住職のご主人が9年前に亡くなった時、韓国に帰ろうとした昴先さんを引き留めたのは、当時9歳の息子・弘昴(こうみょう)さんでした。

弘昴さんは現在18歳。アメリカの高校で言語学を学んでいて、日本語、韓国語、英語、スペイン語の4ヶ国語を話せます。来年の春から高野山で住職の修行を始める弘昴さんですが、既に、アメリカに居ながらにして大日寺の仕事を手伝っています。外国人のお遍路さんのために、国際電話で英語やスペイン語のメッセージを送っているのです。

母親の昴先さんは、弘昴さんが寺を継ぐ日を楽しみにしています。

 

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