三十二番札所 禅師峰寺
2016年1月31日(日)
禅師峰寺は高知県南国市にある土佐湾を見下ろす小高い峰山の頂に建っています。
本尊の十一面観音は、船の安全を祈願して刻まれたことから親しみをこめて
「船塊の観音さま」と呼ばれ、今でも海で働く人々から篤い信仰を集めています。
全長140メートル・高さ50メートルの浦戸大橋を渡るルートと
年中無休・無料の渡船「龍馬」に乗って渡るルートの二通りが選べます。
取材当日も乗船し、対岸まで5分の船旅を楽しみました。
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三十一番札所 竹林寺
2016年1月24日(日)
88の札所で唯一、文殊菩薩を本尊としている三十一番札所「竹林寺」
この文殊菩薩は古くより京都の切戸の文殊、奈良の安部の文殊とともに「日本三大文殊」の一つといわれています。平成26年には50年に一度の御開帳がおこなわれ、県内外から多くの参拝の方が集まりました。
境内は美しい日本庭園が広がり、こけら葺きの文殊堂、総檜つくりの五重の塔、
重要文化財を数多く収蔵した宝物館など見所もいっぱいです。
また美しい庭を背景に、ライブ演奏や芝居・トークショーなども開催され高知の文化の発信地としても有名なお寺です。
竹林寺のすぐ隣には県立牧野植物園があり「日本の植物分類学の父」とも呼ばれる牧野富太郎博士ゆかりの植物約3000種が植栽され、五台山の四季を彩っています。
お遍路の途中、休憩をかねてここを訪れる方も多いそうです。
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