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徳島県内霊場めぐり

武士の四国遍路

2021年8月1日(日)

江戸時代には、多くの庶民が四国遍路を行いました。では、支配階級である武士は、どうだったのでしょうか。先ごろ武士のお遍路に関する論文を発表した、徳島県立博物館の学芸員、松永友和さんにお話をうかがいました。
従来、武士が主君のそばを長期に渡って離れる事は難しいとされていましたが、武士が書いた遍路日記の「四国旅日記」と、紀行文の「春夏の杖(はるなつのつえ)」には、各地で受けたお接待の様子や、巡礼の途中で詠んだ俳句が記されています。

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鳴門市内の遍路道②

2021年4月25日(日)

かつての四国の玄関口・鳴門の岡崎港から、一番札所・霊山寺へ向かう撫養街道の途中に、長谷寺(ちょうこくじ)というお寺があります。江戸時代、長谷寺は旅人に便宜を図り不審な者に目を光らせる駅路寺の一つで、お遍路さんも立ち寄って旅の安全を祈願したそうです。今でも交通安全のお寺として信仰を集めています。
長谷寺の近くには脚気地蔵堂があります。この地で脚気にかかって亡くなった旅人が「自分を供養してくれたら脚気の人を助けよう」と遺言を残し、それに応えた地元の人たちがお地蔵さんを作って供養したそうです。
さらに撫養街道を西へ進むと、風情のある白壁が現れます。老舗の酒蔵・本家 松浦酒造場です。四国4県の酒蔵から集めた88の日本酒を家で楽しめる「四国銘酒88おへんろ絵巻」のラインナップにも、本家 松浦酒造場の銘酒「鳴門鯛」があります。

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鳴門市内の遍路道①

2021年4月18日(日)

今日では、多くの人が鳴門市の一番札所 霊山寺から四国遍路をスタートさせます。しかし、交通機関が発達する以前は、鳴門の岡崎港から霊山寺に至るまでの道も、お遍路さんが行きかう遍路道でした。
船で鳴門に上陸したお遍路さんは、阿波の五街道の一つ 撫養街道を西へ向かい、霊山寺を目指しました。沿道には往時を偲ばせる史跡や風情のある家々が残っています。

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