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遍路道は世界道 十三番札所 大日寺

2016年4月24日(日)

 

徳島市一宮町の13番札所・大日寺。人や車が行き交う県道沿いにあるお寺で、この時期は、お遍路さんがひっきりなしに訪れます。外国人のお遍路さんも、すっかり珍しくなくなりました。

13番札所・大日寺の住職は、韓国出身の金昴先(キム・ミョウソン)さんです。先代住職のご主人が9年前に亡くなった時、韓国に帰ろうとした昴先さんを引き留めたのは、当時9歳の息子・弘昴(こうみょう)さんでした。

弘昴さんは現在18歳。アメリカの高校で言語学を学んでいて、日本語、韓国語、英語、スペイン語の4ヶ国語を話せます。来年の春から高野山で住職の修行を始める弘昴さんですが、既に、アメリカに居ながらにして大日寺の仕事を手伝っています。外国人のお遍路さんのために、国際電話で英語やスペイン語のメッセージを送っているのです。

母親の昴先さんは、弘昴さんが寺を継ぐ日を楽しみにしています。

 

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衛門三郎と十二番札所 焼山寺

2016年4月17日(日)

11番札所・藤井寺から12番札所・焼山寺までの、およそ13キロの山道は、歩き遍路の難所「へんろころがし」です。歩いて焼山寺へ行くお遍路さんは、途中で日が暮れないよう、朝7時ごろから歩き出す人も少なくありません。

標高およそ800メートルの山中にある徳島県神山町の12番札所・焼山寺。平地では桜が咲き始めていた三月の末でも、境内では肌寒さを感じるほどでした。午後になると、朝早く藤井寺を出発した歩き遍路が、次々に到着します。

焼山寺の近くにある「杖杉庵(じょうしんあん)」は、四国遍路の元祖・衛門三郎(えもんさぶろう)の終焉の地です。伊予の国の強欲な金持ちだった衛門三郎は、ある時、托鉢に来た弘法大師を追い返し、大師の持っていた鉢を叩き落として8つに割ってしまいます。ところが、その後、衛門三郎の八人の子供が次々に亡くなってしまいます。

悔い改めた衛門三郎は、お大師様に謝りたい一心で巡礼の旅に出ますが、なかなか会う事ができません。とうとう焼山寺の近くで力尽きかけていたところに弘法大師が現れ、罪が消えた事を衛門三郎に伝えました。

衛門三郎が亡くなった翌年、伊予の国で、衛門三郎と書かれた石を握った赤ん坊が生まれました。この石は、現在の51番札所・石手寺に納められています。

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善根宿と十一番札所 藤井寺

2016年4月10日(日)

十番札所・切幡寺を後にして遍路道を南へ歩くと、四国三郎・吉野川に出ます。水ぬるむ流れに架かる潜水橋を渡って、お遍路さんは十一番札所・藤井寺(ふじいでら)に向かいます。

藤井寺に近い、お遍路さんに人気の天然温泉「鴨の湯」には、歩き遍路が利用できる善根宿「鴨の湯・いやしの舎(しゃ)」があります。いやしの舎は、電気のコンセントや買い出し用のレンタサイクル、女性優先の部屋などを備え、設備が充実しています。また、利用者は割引料金で温泉に入れます。

徳島県吉野川市の十一番札所・藤井寺は、十二番・焼山寺へ向かう山道の登り口に建つ静かなお寺です。藤井寺から焼山寺までの、およそ13キロの山道は、歩き遍路が最初にぶつかる難所で、昔のままの状態で残っていることから「最後まで残った空海の道」と呼ばれています。道の途中には随所に道しるべがあり、お遍路さんを導いてくれます。

 

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