師走の喧噪をよそに、徳島平野の田園地帯に超然とたたずむ、徳島県上板町の六番札所、温泉山 安楽寺。
この日は晩秋の冷たい雨が降っていましたが、寺を訪れるお遍路さんの姿が絶える事はありませんでした。
安楽寺の境内に根を張る一本の松は、お大師様を救った、伝説の「さか松」です。
安楽寺の宿坊は、桃山時代に阿波藩祖・蜂須賀家政公が駅路寺と定めて以来、400年の歴史があります。
フランスとアメリカの雑誌やフリーペーパーの記者が安楽寺を訪れました。
お遍路文化を海外に発信するための取材で、記者達は住職の畠田秀峰さんの話に熱心に耳を傾けていました。
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