二十五番札所 津照寺
2015年9月13日(日)
25番札所・津照寺は「室戸三山」のひとつで、戦前遠洋マグロ漁で賑わった、
室津港を見下ろす小高い山の上にあるお寺です。
地元の人は親しみを込めて「つでら」と呼んでいます。
山門から本堂に続く石段の途中には、龍宮城のような朱塗りの鐘楼門があります。
その鐘楼門をくぐりやっとたどり着いた本堂から眺める太平洋はまた一段と格別です。
ここ津照寺のご本尊は、弘法大師が漁業と海上の安全を祈願して刻んだという延命地蔵です。
土佐藩の初代藩主・山内一豊が室戸沖であわや遭難というときに、お坊さんに化身し
助けてくれたのがこの延命地蔵だったということでその後、別名楫取地蔵(かじとりじぞう)とも呼ばれ人々の篤い信仰を集めてきました。
9月13日放送内容の再生はこちらから |