お遍路シーズンたけなわの3月24日に取材しましたが、五番札所 地蔵寺は嘘のように静まり返っていました。新型コロナウイルスの影響で、お寺を訪れる人は激減しています。時折姿を見せるお遍路さんは、お一人や少人数のグループばかり。車でお越しになる方は、車内の除菌も欠かせないそうです。地蔵寺の岡本慈勝住職は「50年以上住職を務めているが、春でこんなにお遍路さんが少ない年は初めて」と話しています。
第82番札「根香寺」から83番「一宮寺」までの遍路道沿いに、孔雀藤と呼ばれる見事な藤がそろそろ咲き始めます。
場所は、高松市飯田町にある、岩田神社の境内入ってすぐ拝殿左側です。
樹齢はなんと850年近く・・・鎌倉時代からあるそう!香川県自然記念物に指定されています。
まさに地域のシンボルとして愛されている巨大な藤の木、管理しているのは地元の皆様です。
弦内地区岩田神社総代会・会長の西谷さんにお話を伺いました。
4月にはいると、藤まつりが開催されますので、ぜひお立ち寄りください。きっと癒されますよ~
第82番札所「根香寺」から、83番「一宮寺」までの中間あたり、歩き遍路沿いにあるのが『飯田のお遍路休憩所』・・・大阪で事業をしている河野耕作さんが2006年に生家跡をリフォームしてオープンさせました。
明るい休憩所内には、トイレ、ゆっくりお休みできる長椅子にテーブル、そして甘酢で付けた梅に飲み物サービスなど、歩き遍路さんにとっては嬉しい接待が受けられるんです。
河野さんは普段は大阪在住なので、管理している妹さんの桑崎満智子さんに案内していただきました。
住所は高松市飯田町 休憩時間は6:00から18:00まで、ぜひお立ち寄りください。