今週の「ラジオ遍路 88の音巡り」は、先週に引き続き、徳島市国府町の「阿波こくふ街角博物館」をご紹介します。 10ヶ所ある街角博物館の一つ「天狗久(てんぐひさ)資料館」では、明治から昭和にかけて活躍し、名人とうたわれた阿波木偶の人形師・天狗久ゆかりの品々を展示しています。 昭和の初め頃まで、徳島では養蚕が盛んに行われていました。街角博物館の一つ「蚕の館」では、養蚕に関する様々な資料を展示しています。 阿波こくふ街角博物館は、すべて入場無料です。
徳島市国府町は、町内に4つの札所がある歴史と文化の町です。今週と来週は、町全体を博物館にする取り組み「阿波こくふ街角博物館」をご紹介します。これは、国府町に伝わる様々な文化を、一ヶ所に集めるのではなく、町内各所の工場や民家などで見学できるようにしたものです。 現在10ヶ所ある阿波こくふ街角博物館の一つ、「阿波の藍染しじら館」の長尾織布を訪れました。こちらでは伝統工芸の阿波しじら織りの工場を見学できる他、藍染の体験もできます。 阿波こくふ街角博物館は、すべて入場無料です。藍染体験は事前の予約が必要で、料金は1000円です。
遍路俳句を得意とした徳島市出身の俳人 佐野まもるの企画展が、徳島市の文学書道館で開催されています。 「天明は遍路のわらぢ結ふに足る」 「杖上げて遍路が驢馬のパン停める」 「遍路笠振つて別れて以後孤り」 文学企画展「佐野まもるの遍路俳句」は、徳島市の文学書道館で、8月30日まで開催されています。11日、17日、24日は休館です。