住職に用意して頂いた香りのベースに、かっこう、丁子、竜脳、安息香という 4種類の香原料を微妙な比率で混ぜ、自分だけの香りを創り出していきます。
時には住職のお話に耳を傾け、時には手元の作業に真剣に取り組んだ1時間半、 出来上がった匂い袋も素敵ですが、随分久しぶりの楽しい癒やしの時間も満喫させて いただきました。
高知市に入って最初の札所、第30番善楽寺。 本堂の南側にある梅見地蔵は、首から上の病や悩みにご利益があると言われています。
この善楽寺では毎月お香づくりを体験できる調香教室が開かれており、島田住職の 指導のもと、匂い袋や、線香、塗香など、季節ごとに様々なお香を楽しんでいます。 今回は私達のために「特別調香教室」を開いていただきました。
中学校の国語教師をしていた有田さんは、遍路中に小説を書きだしました。 「月の光で黍魚仔を焼く」というこの物語は、
ここ松尾とお遍路さんを題材にした遍路小説で2017年に出版されています。