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シーズン2

鳴門市内の遍路道②

2021年4月25日(日)

かつての四国の玄関口・鳴門の岡崎港から、一番札所・霊山寺へ向かう撫養街道の途中に、長谷寺(ちょうこくじ)というお寺があります。江戸時代、長谷寺は旅人に便宜を図り不審な者に目を光らせる駅路寺の一つで、お遍路さんも立ち寄って旅の安全を祈願したそうです。今でも交通安全のお寺として信仰を集めています。
長谷寺の近くには脚気地蔵堂があります。この地で脚気にかかって亡くなった旅人が「自分を供養してくれたら脚気の人を助けよう」と遺言を残し、それに応えた地元の人たちがお地蔵さんを作って供養したそうです。
さらに撫養街道を西へ進むと、風情のある白壁が現れます。老舗の酒蔵・本家 松浦酒造場です。四国4県の酒蔵から集めた88の日本酒を家で楽しめる「四国銘酒88おへんろ絵巻」のラインナップにも、本家 松浦酒造場の銘酒「鳴門鯛」があります。

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鳴門市内の遍路道①

2021年4月18日(日)

今日では、多くの人が鳴門市の一番札所 霊山寺から四国遍路をスタートさせます。しかし、交通機関が発達する以前は、鳴門の岡崎港から霊山寺に至るまでの道も、お遍路さんが行きかう遍路道でした。
船で鳴門に上陸したお遍路さんは、阿波の五街道の一つ 撫養街道を西へ向かい、霊山寺を目指しました。沿道には往時を偲ばせる史跡や風情のある家々が残っています。

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六番札所 安楽寺

2021年4月11日(日)

徳島県上板町の六番札所 安楽寺。弘法大師が、この地で温泉を発見したのが寺の始まりで、ご本尊は人々を病魔から救う薬師如来です。そんな安楽寺も、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、お遍路シーズンにもかかわらず、お参りする人の数は例年の2、3割程度に留まっています。
安楽寺の住職で、四国八十八ヶ所霊場会の会長でもある畠田秀峰さんにとっても、コロナに揺れたこの一年は、経験した事のないものでした。霊場会では、お寺に行けない人のために、ご自宅で「南無大師遍照金剛」を唱える≪在宅遍路≫を勧めています。また、唱えた回数を公式サイトに入力して88億回を目指す「御宝号88億回念誦プロジェクト」も立ち上げています。

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