五番札所 地蔵寺に近い遍路道ぞいにあるギャラリーカフェ ブリッサは、お遍路さんに人気の喫茶店です。マスターの立花悟さんは、歩き遍路をしていた時にお接待を受けた経験から、ご自身もお遍路さんの力になりたいと2008年にお店をオープンしました。悟さんは去年亡くなりましたが、奥さんの日野繁子さんが店を引き継いでいます。 現在、コロナ感染予防のため外のテーブルでのお接待はしていませんが、店の中では休憩や携帯電話の充電、トイレの利用などのお接待を行っています。ギャラリーカフェ ブリッサの営業時間は午前10時から午後6時。定休日は月曜と火曜です。
徳島県板野町の5番札所 地蔵寺の門前に、お遍路さんに愛されている老舗の民宿「おんやど森本屋」があります。100年を超える老舗ですが、2013年にリフォームし、客室はWi-Fi、空気清浄機完備の和モダンな空間に生まれ変わりました。 玄関には森本屋の看板とともに「美馬鍼灸院」の看板も掲げられています。五代目女将の美馬正子さんは鍼灸師でもあり、歩き疲れたお遍路さんのケアも万全です。(鍼灸院は予約制) コロナ前は、お客さんの6~7割は外国人でした。様々な国から来たお遍路さんと、翻訳アプリや身振り手振りでコミュニケーションを取るのも美馬さんの楽しみです。
徳島県の西部・つるぎ町にある四国霊場のミニチュア版・端(はば)四国八十八箇所を描いた鉛筆画展が、現在、鳴門市ドイツ館で開催されています。作者は、徳島県在住のイラストレーター・須恵泰正(すえ やすまさ)さんです。須恵さんは、タウン情報誌に「すえドン」のペンネームで端四国八十八箇所の鉛筆画を7年に渡って連載。今年の「CU8月号」で、すべてのお堂を描き切りました。 「端四国八十八箇所霊場・須恵泰正鉛筆画展~結願~」 会場…鳴門市ドイツ館2階企画展示室 2021年8月1日(日)~8月31日(火)※8月23日は休館日