高知市に入って最初の札所、第30番善楽寺。 本堂の南側にある梅見地蔵は、首から上の病や悩みにご利益があると言われています。
この善楽寺では毎月お香づくりを体験できる調香教室が開かれており、島田住職の 指導のもと、匂い袋や、線香、塗香など、季節ごとに様々なお香を楽しんでいます。 今回は私達のために「特別調香教室」を開いていただきました。
中学校の国語教師をしていた有田さんは、遍路中に小説を書きだしました。 「月の光で黍魚仔を焼く」というこの物語は、
ここ松尾とお遍路さんを題材にした遍路小説で2017年に出版されています。
今回は、足摺岬に建つ38番金剛福寺まで車で12分程の距離、土佐清水市松尾地区に お邪魔しました。この松尾地区にあるお遍路休憩所「雪壽庵(ゆきじゅあん)」は、
仕事を定年退職した有田さんが、自分がお遍路でお世帯を受けた恩返しにと開いたもので、 午前8時から午後4時まで、立ち寄ったお遍路さんに飲み物やビスケットなどのお接待をしています。