27番神峯寺から28番大日時に向かう途中のまち、安芸市。 南側に太平洋を望む安芸市は、海産物の他、柚子や茄子の栽培も盛んに行われています。 そんな安芸市で一際目を引く立派な古民家が、
一昨年「ホステル東風の家(や)」として生まれ変わりました。 安芸市出身のオーナー、仙頭杏美さんにお話を伺いました。
室戸市にある3つの札所の一つ25番津照寺は、 その昔「船を救った」といわれる楫取り地蔵がご本尊です。 また平安後期に書かれた今昔物語集には、 この津照寺が火事になったおりに、 ご本尊自らがお堂から出て村人に知らせたという話も残っています。
麓から真っすぐ空に伸びるような石段を登っていくと、 途中朱塗りの龍宮城を思わせる鐘楼門があります。 沖に出た船からも見えることから「仏の灯台」とも呼ばれているそうです。
第24番最御崎寺は、徳島から高知に入って最初の札所です。 境内で見られる亜熱帯植物アコウの木は、室戸岬一体に自生し、 海岸の遊歩道沿いでは、タコの足のような気根で岩を抱くように 大きくなったものをたくさん見ることができます。
その最御崎寺の少し手前にあるのが「室戸世界ジオパークセンター」。 室戸ユネスコ世界ジオパークの拠点基地です。 入館無料、駐車場、もちろん清潔なトイレも完備で、 お遍路さんのちょっとした休憩の場所にもなっています。
ここで理学博士の柿崎さんに、ジオパークについておききしました。