さぬき市長尾にお住いの金藤昭治さんは、昭和7年生まれの90才、
大正から昭和初期のころのお接待について伺います。
紹介するのは、野仏地蔵、生涯遍路の途中、行き倒れになったお遍路さんの無縁墓のことです。
さぬき市前山から88番札所「大窪寺」へ向かい旧遍路道沿いに、多くの野仏地蔵が点在しています。
近くの前山の住民たちが、霊を弔い無縁墓を作りました。
今でも、地域の人達の手で草刈りや、墓には花も手向けられているそうです。
お接待はしてあげるものでははなく、させていただくという心が伝わってきます・・・
さぬき市長尾にお住いの金藤昭治さは、昭和7年生まれの90才です。
87番札所「長尾寺」の旧遍路道沿いに会社、金藤木材店があります。
幼いころから、お遍路さんの鈴の音を聞き、門付けをする姿もよく見かけていました。
地域の人々は当然のごとくお接待をして、時には宿を提供することもあったとか!
ある日、急な雨で親子連れのお遍路さんに宿を提供・・・
そして驚くことに、その女子が大きくなり、何十年ぶりにお礼参りにきたのです。
ひと昔前のお接待の様子を、金藤さんに伺いました。
今回も、愛媛県松山市 第51番札所石手寺にて 訪れたお遍路さんにインタビューしました。
本堂
納経所
三重の塔
2022年初夏 四国お遍路参りは続きます。