大正10年2月、神戸から徳島に上陸したスタールは、行く先々で歓迎を受けます。 特に二十二番平等寺では花火を打ち上げて待っていました。 住民およそ250人に弘法大師の講演をしたほか、 子どもたちとは国際友好の集いを開きました。 徳島での歓迎ムードは高知県境までやってくると一転、 緊張と不安に襲われます。 いったい何が・・モートン常慈さん(四国遍路研究者)と緒方ゆいアナ(四国放送)
大正時代に四国巡礼したアメリカ人スタールさん(4回シリーズ)
今から103年前の大正10年、四国巡礼の旅に出たアメリカ人がいました。 フレデリック・スタール 文化人類学者でその地域に基づく文化や社会の仕組みを研究し、 「人間とは」という普遍的なテーマに迫りました。
4月7日は第一回 徳島編
モートン常慈さんと緒方ゆいアナウンサー
、 神戸から蒸気船で徳島に上陸、今の阿南市に入ったスタール博士は 二十二番札所平等寺に辿り着きました。 そこで繰り広げられた人間ドラマとは・・ 緒方ゆい(四国放送アナウンサー)とモートン常慈さん(四国遍路研究者)が迫る!
およそ1200キロある遍路道を105の区間にわけて、危険個所や設備の整備状況をみんなで点検する、
「一日一斉おもてなし遍路道ウォーク」が今年も行われ
四国遍路の世界遺産登録への想いもこめてこのウォークを主催している
NPO法人 遍路とおもてなしのネットワーク 理事長 半井真司さんにお話を伺いました。
最初のころは、数百人だった参加者も9回目を迎え、今年は1287チーム7500人にまで増えました。
香川県では池田知事が昨年に続いて参加しました。
趣のある遍路道を歩きながら、後世に残していく意義をあらためて感じていたようでした。