シーズン1
七十三番札所 出釈迦寺
我拝師山の出釈迦寺。本堂はこの参道を上がっていきます。
山の上の方に奥之院禅定が見えます。
静かな境内には小鳥のさえずりが響きます。
本堂・大師堂でお詣りをして、我拝師山を登ってみました。
奥の院禅定の山門のところです。
ここまで徒歩で50分程度。
舗装してある道なので歩きやすいですが・・・
かなり傾斜がきついです。(下の写真で傾斜がわかるかと・・・)
参道には、灯篭や歌碑などが並んでいます。
参道の途中にある柳の水。
とても清らかな水で、のどを潤します。
奥之院禅定の鐘に彫刻された、お大師様捨身のお行の様子。
そのお行場にはここを通ってまいります。
お大師様が7歳の頃、
「将来は仏門に入り、仏の教えを広めたくさんの人を迷いから救いたい」
「その願いが叶うならばお釈迦様の霊験をお示しください。叶わぬならば、この身を捧げます」
と、この崖から身を投じられます。
すると・・・、天女さまが現れ、お大師様を優しく抱きとめ、
紫雲に現れたお釈迦様は、お大師様に「大願成就」の証を示された・・・という伝説。
その捨身のお行場へは、岩場を登ったところにあり、
ここからの景色は、素晴らしいものでした。
まさか、登れるとは思っていませんでしたが、不思議と、ぐんぐん登れたのは、お大師様の霊験でしょうか・・・?
2月22日放送内容の再生はこちらから | ![]() |
七十二番札所 曼荼羅寺
とても美しく整えられた境内の曼荼羅寺です。
本堂周辺もお手入れが行き届いています。
西行法師がお昼寝をされたと言われる石もあります。
樹齢1200年を超えるお大師様お手植えの不老松がここにありました。
菅笠を二つ重ねたような姿で「笠松」と呼ばれていた松でしたが、松くい虫の被害で
残念ながら平成14年に伐採されました。
その笠松の幹のお大師様の姿を刻んだのがこの笠松大師。
お遍路さんは、この笠松大師をさすって、木のぬくもりを感じます。
境内にある、以前の鬼瓦。近くで見るとこんなに大きい!!!
2月15日放送内容の再生はこちらから | ![]() |
七十一番札所 弥谷寺
お大師様が御幼少の頃、学問に励まれたという場所が、この弥谷寺。
霊山に建てられたこの場所で、お大師様が学ばれたのですね~・・・。
大師堂の奥に、その場所「獅子之岩屋」があります。
ちょうど、この岩の中あたりです。
階段を上ったところが大師堂の入り口で、
まるいあかりとりの窓のようなものが見える奥が獅子之岩屋です。
百八階段を上った先に大師堂があります。
水場の洞。常に岩から水が滴っています。
阿弥陀三尊摩崖仏。大師堂から本堂に向かう途中にあります。
崖に刻まれたお姿は迫力があります。
本堂です。この本堂から見える景色がこちら・・・。
絶景です。
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