シーズン1

弘法大師が唐から持ち帰った五穀の種をこの地に蒔いた事から「種間寺」という名前がついたと伝わる三十四番札所、種間寺です。

のどかな田園風景の中に佇む種間寺には山門がありません。

延宝５年（１６７７年）に造られた手水鉢。町の指定文化財となっています。

左手に赤ちゃんを抱いた、優しいお顔の子育て観音像。

子育て観音像の周りに並べられた安産祈願の底の抜けた柄杓。

昭和４５年の台風で被害が出、その後再建された大師堂。

5月25日放送内容の再生はこちらから

月の名所、桂浜の坂本龍馬像から西へおよそ４キロ。住宅街の中に雪蹊寺はあります。

山門は無く、山頭火の言葉「人生即遍路」と刻まれた遍路石と石柱門がむかえてくれます。

石畳の参道は、右手に鐘楼・大師堂、そして正面に本堂と続きます。

境内は華美な装飾は無く、落ち着いた雰囲気。

左手には修行大師像があり、お遍路さんを優しく見守っています。

住宅街にあるため鐘は年に１度、大晦日の夜にだけ撞かれます。

平成１６年に落慶法要がおこなわれた真新しい本堂。雨の日でも濡れることなくお参りができるよう、屋根に工夫が施されています。

5月18日放送内容の再生はこちらから

南国市十市、土佐湾を見下ろす小高い峰山の頂上にある禅師峰寺は、地元では「みねんじ」「みねじ」と呼ばれ親しまれています。

仁王門に続く参道の脇には迫力のある奇岩が並びます。

屏風岩の前に立つ「峰寺のお不動さん」

一心に願えばすべてが叶うと言われています。

奇岩を背にした厄除け大師像。

眼下に広がる土佐湾。遠く桂浜まで見渡せます。

境内にはたくさんの狸の置物がおかれています。

5月11日放送内容の再生はこちらから