海岸沿いを進むことの多い高知県の遍路道ですが、ここ松本地区では田んぼや畑の間を 縫うように昔ながらの遍路道が続いています。 その遍路道沿いに建つのが、松本大師堂と、大師堂と一緒になったお遍路小屋。 そばには江戸時代に大師堂を建立した岩目甚兵衛さんのお墓と、そのお墓と寄り添うように桜の巨木が立っています。 毎年美しい花をつけるこの桜の木は、地元の方から「甚平桜」と呼ばれ親しまれている そうです。 今回も依光栄さんにお話を伺いました。