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二十番から二十一番へ~最古の遍路道・かも道~

2016年12月18日(日)

二十番札所・鶴林寺から二十一番札所・太龍寺への途中、徳島県阿南市加茂町には、今では廃れた古い遍路道「かも道(みち)」があります。かつて、かも道は遍路道のメインルートでしたが、江戸時代の初期に近道ができたことで、ほとんど使われなくなりました。
かも道は竹林や雑木林の中を抜ける山道です。沿道には太龍寺までの距離を示す丁石や、かつては観音像を納めていた石室などの文化財が点在しています。途中、弘法大師の座像が彫り込まれた石がありました。大師が、この場所から直線距離で4km離れた鶴林寺まで飛んだという話が伝わっています。
巡礼のルートから外れて荒廃していたかも道ですが、近年、道の一部が国の史跡に指定されるなど、歴史的価値が見直されています。

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