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第七番札所 十楽寺

2015年12月13日(日)

徳島県阿波市土成町には三つの札所があります。土成町に入って最初の札所は、七番札所・光明山 十楽寺です。八つの苦しみを離れ、十の楽しみを得られるよう、名付けられたお寺です。

阿波市土成町老人クラブ連合会は、10年ほど前から毎年春に町内の札所で、お遍路さんにお茶や飴湯をふるまったり、手作りの巾着をプレゼントするなどのお接待をしています。お遍路さんに渡す巾着は、すべて、87歳の大木ツヤ子さんの手作りです。

十楽寺に近い上板町の岡田製糖所では、高級和菓子の原料になる阿波和三盆糖づくりが最盛期を迎えています。 和三盆作りは、まず、地元で栽培された「竹糖(ちくとう)」という砂糖きびを搾って、茶色がかった白下糖を作ります。この白下糖のかたまりを職人が丹念に手で練って、余分な糖蜜を抜きます。200年前から変わらないこの作業は「研ぎ」と呼ばれます。研ぎを何度も繰り返す事で、白下糖から糖蜜が抜けて、白い和三盆糖になります。

 

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